
当院は2001年4月に開設された認知症専門の精神科病院です。「認知症専門」の精神科病院というのは全国でも数少なく、横浜市内でも当院しかありません。
初代病院長の藤澤浩四郎先生は東京都神経科学研究所の副所長を歴任した神経病理学の権威で、当院の基礎を築かれ、現在も名誉院長として勤務されています。第2代院長は、レビー小体型認知症の提唱者である横浜市立大学名誉教授の小阪憲司先生が務められ、現在は非常勤で外来診療にご助力を頂いています。
3代目となる私は前院長の小阪憲司先生が横浜市立大学精神医学教授の時代に同教室に所属し、老年精神医学、特に認知症の臨床と神経病理学研究を小阪先生の下に研鑚してきました。当院には2004年より副院長として着任し、2011年5月より院長に就任しました。
当院は認知症専門精神科病院として認知症の鑑別診断・精神症状(BPSD)の治療に特化した医療を提供しています。認知症専門医や認知症の看護・ケアを専門とするスタッフをそろえ、外来・入院医療の他、認知症デイケアにも力を入れ、これまでより一層充実した認知症専門医療を提供していく所存です。
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