超高齢化社会の到来により、高齢者医療の本質もCUREからCAREへと、患者のQOLを評価する医療へと変わってきました。「食べる機能を維持する」ということは、高齢者のQOLを維持することにおいて、もっとも重要な条件の一つとよく言われます。しかしながら、後期高齢者になると、脳血管疾患、認知症、神経変性疾患の併発、口腔機能障害、うつ状態、多剤服薬などから多種多彩な摂食・嚥下障害が出現します。そのことは、即、人生の最終段階の医療という、ご本人にとっても、また、ご家族、医療従事者にとっても、重い課題に直面させられることになります。

当院では、平成18年より、「摂食・嚥下外来」を設置し、嚥下造影(VF)、嚥下内視鏡(VE)検査、および言語聴覚士や栄養士による食事形態の調査を行っていきました(別紙)。

摂食・嚥下外来は、まさに、多職種協働のチーム医療です。医師、看護師、栄養士、言語聴覚士、歯科医師、相談員、家族が各々のスキルを提供して人生の最後の瞬間まで口から食べる環境を手助けすることを使命としております。「最近、食事にむせこむ」、「最近、食事に時間がかかる」、「最近、痩せてきた」など、ちょっとしたことでも、結構ですから、、気になったら是非、当外来にご相談ください。

<摂食・嚥下チーム>
医 師 … 末盛、初谷
看護師 … 高橋、田中
栄養士 … 古澤、良知
言語聴覚士… 森、尾坂
非常勤 言語聴覚士… 松下(月曜日 嚥下造影検査担当)