●経鼻内視鏡検査について

胃がんや食道がんなどは、バリウムによるX線検診より、内視鏡検査のほうが早期がんの発見率が高いとされています。経鼻内視鏡検査は、内視鏡が舌の付け根を通らず、のどにも触れないので、経口の内視鏡検査に比べ、検査時の吐き気や不快感が大幅に軽減できるようになりました。
より負担の少ない経鼻内視鏡の登場によって、検査がさらに身近なものになったといわれています。

メリット
① 吐き気がなく不快感はほとんど感じません。
② 検査中の苦痛が少なく、強い麻酔の必要がありません。
③ 検査中も会話が可能です。医師と話をしながら検査を行えます。
④ 検査終了後のすぐに日常生活へ復帰できます。

デメリット
① 鼻腔が狭い場合、内視鏡が入らない場合があります。(アレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症の方など)
② 鼻出血や鼻痛を生じることがまれにあります。
③ 経口の内視鏡に比し画素数が少なく、また光量も少ないので微細な病変の診断には不適なことがあります。
④ 止血操作などの内視鏡的処置はできないので、出血が疑われる症例では不適です。

以上経鼻内視鏡にはメリット・デメリットがあることをご理解の上、お選びください。

●内視鏡検査件数(平成27年度)

 嚥下内視鏡
165件
 EF食道・胃・十二指腸
1010件
 下部内視鏡検査
241件

●内視鏡治療件数(平成26年度)

 ERCP
 11件
 ENBD
 62件
 EBD
 15件
 EST
 50件
 EST破砕術
 30件
 EPLBD
 10件
 PTGBD
 28件
 膵管ステント
 8件
 EMR
 13件
 計
203件